約 7,638 件
https://w.atwiki.jp/jizoproject/pages/4.html
From:蔭山 歩 2002/03/12 18 02 今森光彦さんの写真集の中に「里山のはじまり」と題して、仰木にまつわる文章が掲載されています。この文章を書くために仰木の方に聞きとりを繰り返し、かなり苦労があったとお聞きしています。 ---------- 今から千年以上前の話である。天智天皇の付き人だった加太夫仙人(かだゆうせんにん)は、訳あって聖地を離れ新しい安住の地を求めて旅にでた。四〇人の家来を連れてのまったく当てのない旅だった。 そんなある日、湖岸に鬱蒼と茂る葦原に沿って、北へ北へと進路をとっていると、遠くに民家らしきものがみえてきた。そこからは白い煙が立ちのぼっていたので、すでに先住民が生活していることが窺われた。加太夫仙人は、行く手を阻まれたような気持ちになって戸惑った。さて、どうしようかと思い、ふと山並み(比叡山)を眺めると、黒い稜線に、紫色の雲がかかっているのが認められた。加太夫仙人は、あの山の麓こそ、瑞雲(ずいうん)たなびく聖地であり、自分が探していた安住の地であるという確信をもった。加太夫仙人は、家来たちを暫し休ませ、腰につけていた斧(よき)を研がせ、山の麓に向った。藪を切り開き、湿地を越え、川(御呂戸川)を遡っていった。やがて、大きな尾根を越えると水量の豊かな川(天神川)に合流した。さらに、それを上り詰めると、山裾に行き当たり、そこに清流が渦巻く滝壷があった。これこそ、霊気の宿る場所ということで、加太夫仙人は、奈良の丹生川上村のお宮さんに出向き、そこで、霊の分身をいただき、再び滝壷に帰り、それをお祭した。 加太夫仙人は、この聖地に稲作をつくろうとした。朝鮮から遣唐使がもってきたという水稲の種を、浅い窪地に水を張って播いた。 この加太夫仙人の行いを見て、焼き畑で陸稲をつくっていた先住民たちは、「水の中に稲の種を捨てるとは、何という奴だ」と笑っていた。ところが、窪地の水面からは、浅緑色の葉がすくすく伸び、やがて、黄金色の稲穂が実り、人々はたいそう驚いた。(仰木の古文書より) 『里山物語』今森光彦 著(新潮社発行/1995)からの抜粋
https://w.atwiki.jp/jizoproject/pages/21.html
■ 活動記録2004 ├ 04/00/00 ---- ├ 04/00/00 ---- └ 04/00/00 ----
https://w.atwiki.jp/jizoproject/pages/30.html
https://w.atwiki.jp/jizoproject/pages/13.html
http //www2.seian.ac.jp/~jizo/image/ogoto_chokan.jpg 琵琶湖沿岸の航空写真を掲載したページを見つけたので参考にメモしておきます。ここに転載させてもらった写真は、雄琴港(写真手前の湾)周辺から比叡山方面を撮影したもの。この他に坂本や堅田周辺の航空写真もありました。なのに、悔しいかな仰木がちょうど抜けてるんですね。でもこの写真から雰囲気は伝わるよね(もしかして仰木の端っこは写ってる?)。 ■日本湾岸空中散歩 http //21yamaha.com/marine/sealine/area07/zone/point05.html その他、大津周辺のライブ画像が見れるサイト。 ■LIVE BIWAKO http //www.biwa.ne.jp/live-biwako.html ■金光教湖北教会のある琵琶湖の景色 http //kohoku.konko.jp/htm/camera.html また、QTVRでパノラマ状で見れるサイトもありました。 ■近江バーチャルツアー http //www.shiga-web.or.jp/land/public/ver/ 最近、メディアセンターでQTVRを作れるソフトも購入したので、ぜひ仰木のパノラマ作ろうね。>元木さん
https://w.atwiki.jp/jizoproject/pages/24.html
■ 活動記録2001 ├ 01/00/00 ---- ├ 01/00/00 ---- └ 01/00/00 ----
https://w.atwiki.jp/treborsp/pages/94.html
全6札所 第1番 高倉山 真野寺 南房総市久保587 0470-46-2590 第2番 尾浦山 海福寺 南房総市白浜町根本1879 0470-38-2173 第3番 藤林山 藤栄寺 館山市藤原890 0470-28-0784 第4番 慈眼山 福聚院 南房総市市部343 0470-57-2347 第5番 太子山 長福寺 南房総市上滝田1038 0470-36-3985 第6番 長安山 石堂寺 南房総市石堂301 0470-46-2218 事務局 藤栄寺(館山市藤原890 0470-28-0784)
https://w.atwiki.jp/treborsp/pages/256.html
不詳 第46番 白雲山 寶龍寺 富津市宝竜寺454 0439-66-0409
https://w.atwiki.jp/zizo/pages/3.html
更新履歴 取得中です。
https://w.atwiki.jp/jizoproject/pages/5.html
From:蔭山 歩 2002/03/12 18 02 前述の話「里山のはじまり」のなかにある<加太夫仙人>が祭った<滝壷>は現在の仰木の氏神小椋神社(おぐらじんじゃ)の奥宮にあたるという。続いてはその<小椋神社>について。 比叡山の山麓、琵琶湖を臨む丘陵に開かれた仰木の集落の氏神小椋神社は、上仰木・辻ヶ下・平尾・下仰木四地区を氏子とする。集落の西北、奥比叡ドライブウェイ仰木料金所の手前五〇〇メートルに、鳥居と石標が立ち、これが目印となる。神社は、その北側山裾に南面して鎮座しており、境内には、天神川が流れ、三大杉をはじめとする古木が林立し、荘厳な雰囲気の鎮守の森を形作っている。 境内には本社(田所たどころ神社)をはじめ、大宮(おおみや)・若宮(わかみや)・今宮(いまみや)・新宮(しんみや)の五社が、主な社殿となっており、五社大明神(ごしゃだいみょうじん)と呼ばれた時期もあった。神輿もそれぞれあって、祭には先の四地区の他、谷を隔て隣接する雄琴地区の千野も参加し、5地区がそれぞれの神輿を担ぐ。千野が加わるのは、辻ヶ下の若宮権現を千野に分祀した縁からだといわれ、また千野は、仰木の別れだとも伝えられているからで、特別深い関係をもつ歴史があったことがうかがわれる。 当社の創建は、貞観年間(八五九〜八七六)惟喬親王(これたかしんのう)によってであると伝えられている。本社の祭神は、闇*神(くらおかみのかみ)と猿田彦とされ、このうち闇*神は、闇は谷を意味し、*は龍神を意味するとこから水を司る神の名である。小椋神社境内を流れる天神川をしばらく遡ると、八大龍王を祀るともいわれている滝壷神社跡がある。仰木から大原に抜ける仰木峠の坂道にかかる手前、右手にあたり、この小祠は小椋神社の奥宮で、社伝では、元宮のあった所とされており、以前近郷の雨乞がなされた所とも伝えられている。この地は、天神川の最上流にあたり、豊饒(ほうじょう)を司る水の神を祀るに相応しい場所といえ、小椋神社と一体となって古い信仰の姿を伝えている。小椋神社の春祭は、一名泥田祭(どろたまつり)と呼ばれ、雨が必ず降るといわれている。以前であれば、春祭の頃は田植え前に当たり、人々が最も水を求めた時期であった。水を司る祭神の恵が、泥田祭の名を生んだともいえよう。 また、本社には、仰木を開拓したと伝える加太夫仙人(田所大明神)も配祀されている。江戸時代の他誌『近江輿地志略』には、仰木を開発しようとする加太夫仙人と、老翁と化した山王権現との問答が記され、一説には、大津京の遷都に伴い加太夫仙人が大和より移り住み、大和国の丹生川上の神(闇*神)を祀ったことに始まるともいわれている。この田所神社につながる宮座は、親村(しんむら)と呼ばれ、宗徳・浄光・浄恵・真法の四株に分かれており、これは、加太夫仙人の子供の名から採ったものといわれている。祭神の伝承が、祭礼の組織の中で生きているのである。 仰木には、恵心僧都源信(えしんそうずげんしん)に帰依し、仰木に移り住んだといわれる多田満仲(ただみつなか)(九一二〜九九二)の遺跡が多く、同社にも、満仲の霊を合祀している。 江戸時代、小椋神社は後水尾天皇の皇女賀子内親王の崇敬をうけ、社殿をはじめ石橋等、境内の整備に多くの寄進をうけた。 本社(田所神社)の周囲、南側と西側には、大変珍しい石造の端垣(みずがき)がならんでいる。大宮・若宮の背後にも同様の端垣が見られるが、本社のものには、正安二年(一三〇〇)の銘が刻まれており貴重なもので、重要美術品に指定されている。 また、仰木の集落内にもいくつか祠が祀られており、中でも下仰木の八坂神社は、観音堂に隣接し、広い境内に祀られている。 【あし】JR堅田駅から江若バス上仰木行き仰木小学校前下車 西へ徒歩15分 ふるさと大津歴史文庫9『大津の社』(大津市発行/1992) ※[闇*神]:*印の1文字漢字がありませんでした。詳しくは<雨冠+口を横並びに3つ+龍>です。 奈良県丹生川下神神社+クラオカミノカミについてわかります!神社を網羅したお気に入りサイトです。 ↓チェック☆ http //ucgi.genbu.net/cgi-bin/mapindex.cgi?index=5 target=place
https://w.atwiki.jp/jizoproject/pages/31.html